今回の悩み
- 家を建てたいけど毎月の出費で家計がカツカツ
- 無理やりローコスト住宅にして妥協したくない
- 住宅ローンを組んでも余裕のある生活をしたい
こんな悩みを解消します。
お施主様と話していると「あの時あと月々1万円がんばる決断ができたら、もっと良い暮らしができたのに…」と後悔している方がいます。
実は資金計画を適当にやると、こういった後悔が生まれやすいのです。
本記事では上手く家計を見直して住宅ローンの予算を決める準備について解説していきます。
最後まで読んで生活を見直し、後悔しない家づくりをしましょう。
目次
毎月の収支を確認することが第一歩
単純に家賃と同じ額のローン返済額であれば問題ないのですが、選択肢が限られてしまう可能性があります。
希望を叶えるには考えている予算の上限を上げなければならない時もあるでしょう。
家賃なみで支払えるように返済額を設定することが良いかどうかは、しっかり考えるべきです。
具体的には別記事でもまとめてあります。
≫【家賃なみの支払い】借入額はいくら?住宅ローンの早見表【6~10万円の場合】
払える金額を知る
自分がどのくらい住宅ローンの返済にあてられるかを知るためには家計の収支を見直す必要があります。
なぜなら収支がわからないと予算の立てようがないからです。
毎月の手取りから食費などの生活に必要な費用を引いて、残った金額から予算を立てていきます。
希望の支払い金額から総額を出す方法は別記事でも解説しています。
≫簡単!住宅ローンで毎月返済額から借入金額を計算する方法【電卓1つでOK】
生活に必要な資金を抑える。
ざっくりこんな計算で大丈夫です。
生活に必要な費用を抑えることができればローンにまわせる費用が増えたり、貯金にあてたりするので人生が豊かになるでしょう。
ここからは具体的に生活費用を抑える具体策を解説していきます。
削減しやすい固定費とは
まずは生活に必要な費用の中でも、一度見直すとそれ以降も効果が続く「固定費」から見ていきましょう。
特に以下の3つは比較的簡単に見直すことができ、効果も高いです。
- スマホ代、通信費
- 保険料
- サブスク料金
それぞれ詳しく解説していきます。
スマホ代、通信費
特にdocomo、ソフトバンク、auといったいわゆる「3大キャリア」を使用している場合はスマホ料金を大きく下げることが可能です。
具体的にはahamo、UQモバイル、Yモバイル、楽天モバイルといったブランドに切り替えます。
昔は携帯の乗り換えというと電話番号が変わったり、データが移せなかったりと面倒なイメージでした。
現在は非常に乗り換えも簡単になり、電話番号もそのまま使えるようになりました。
ネットと電話で申し込めばわざわざショップに足を運ぶ必要もありません。
保険料
ぶっちゃけ「何か保険には入ってるけど、どんな時いくら保障されるかわからない」って方いませんか?
家づくりは保険料を見直す良いきっかけです。
なぜなら住宅ローンを組むと多くの方が団体信用生命保険というものに入ることで、必要な保障額も変わるから。
団体信用生命保険(通称:団信)は万が一の事態があった時に住宅ローンの残債がチャラになる仕組みです。
これによって残された家族に住む場所は確保してあげられるのです。
それを踏まえて保険の見直しをするべきでしょう。
サブスク料金
最近は月額制のサービスがかなり充実しています。
音楽配信や動画配信、アプリやゲームなど、1つ1つは数百円~数千円でも積もると結構な金額になっていることも。
ありがちなのが、ネットフリックスやHuluといった同じジャンルのものもいくつか登録しているパターン。
利用頻度が多いものならまだしも、月に1度使うかどうか…みたいなものは思い切って解約してしまいましょう。
無駄遣いしがちなもの
生活を豊かにするものであれば良いのですが、そうではないものは見直しましょう。
ここでは日常生活で無駄遣いしがちなものをあげていきます。
食費
節約のしすぎは良くないですが、せめて「今日はめんどうだから、外食にしよう…」みたいな日が減ればOK。
電子圧力鍋のような時短家電を購入し、手間をなくすことでお料理へのハードルを減らす作戦も有効です。
新築を建てればキッチンも広くなり、さらにお料理が楽しくなるかもしれません。
今のうちにレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。
趣味のもの
趣味の中には結構お金がかかるものもありますよね。
やめるとストレスになってしまう場合は少しでもお金をかけないように工夫しましょう。
例えば中古品を上手く使う。楽天ポイントを有効活用してアイテムを揃える。スマホゲームは無課金で遊ぶ。といったイメージです。
洋服代
自分の洋服代もそうですが、子供の洋服代もバカになりません。
特に子供は成長が早いので1シーズンしか着ることができないことも多いですよね。
買う量を抑えることももちろん重要ですが、着られなくなった服をメルカリやヤフオクなどで売るのもオススメです。
3,000円の服も最終的に1,000円で売れるのであれば、実質2,000円で買ったのと一緒です。
交通費
電車やバスがあるのにタクシーを使ったり、歩いていける距離なのに車を使ったりということも極力抑えていきましょう。
思い切って近場のお出かけ用に自転車を購入するのも良いですよね。
運動不足の解消にも役立つのでオススメです。
まとめ
固定費や無駄遣いを抑えると、住宅ローンにまわせるお金が増えて満足のいく家が建てられる可能性が高くなります。
毎月の固定費は1度見直せば効果が持続するので、ぜひ良い機会だと思って行動するのがオススメです。
今回のポイントはこちら。
まとめ
- 住宅の予算を決めるためには、毎月の収支を確認する
- 毎月の手取りから生活必要費用を引いた中から住宅予算を考える
- 生活必要費用は確認するだけではなく、削減にも努める
- スマホ代、保険料といった固定費は見直す良い機会
- 時短家電やフリマアプリの導入も検討しよう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。